【チ。ー地球の運動についてー】まじめレビュー<ネタバレ×>

アニメ

 この特徴的な作品のタイトルを初めて聞いた時は「どんな話なんだ」と気になって仕方なかったですね。

 魚豊先生によりビッグコミックスピリッツで連載された天文学・哲学・宗教などをテーマにした作品です。

 アニメは2024年の10月より2クール連続で放送されています。

 OPにはサカナクション、EDはヨルシカが楽曲提供しており、どちらも個人的に大好きなアーティストなのでたまらないですね。


 今回は、【チ。ー地球の運動についてー】の正直な感想を書いていきたいと思います。
(※ネタバレはありません。)

あらすじ

15世紀のヨーロッパ某国。飛び級で大学への進学を認められた神童・ラファウ。
彼は周囲の期待に応え、当時最も重要とされていた神学を専攻すると宣言。
が、以前から熱心に打ち込んでいる天文への情熱は捨てられずにいた。

ある日、彼はフベルトという謎めいた学者と出会う。
異端思想に基づく禁忌に触れたため拷問を受け、投獄されていたというフベルト。

彼が研究していたのは、宇宙に関する衝撃的な「ある仮説」だった――。
  <引用:TVアニメ「チ。ー地球の運動についてー」公式>


鑑賞レビュー

1.リアルな世界観・緊張感

 本作は中世ヨーロッパを舞台としたストーリーで、建物やキャラクターのデザイン、会話、暮らしの形など細かな所まで世界観が作り込まれています。

 また、当時の宗教をもとにした考え方、社会の抑圧的な雰囲気が忠実に再現されており、視聴者へリアルに伝わってきます。

 このリアルな世界観・緊張感が合わさることで、当時の人々の立場を思い描きながら、アニメの世界に入り込むことができます。

2.キャラクターそれぞれの人間ドラマ

 様々な立場の人物が登場し、それぞれの立場での苦悩・選択が深く描かれており、感情移入させられると同時に、自身の人生にも重要だと思うような色々な考え方を知ることができます。

 登場人物一人一人の考え方やセリフに深みがあり、綺麗な作画も相まって感動できる作品です。

3.斬新なアニメ構成

 一つのアニメの中で世代が移り変わっていく構成は斬新で、世代ごとに登場する主人公の気持ちに寄り添いながら視聴できるのは新たな楽しみ方だと感じました。

 OPムービーに出てくるキャラクターたちが、世代によって変化していくのもオシャレな演出だと思います。

 主人公一人一人の人生が「知識の継承」という世代を超えた大きな流れの中で意味を持っており、最後までどういった展開になるのかを考えながら視聴できる作品です。

おすすめしたい人

 現代社会で常識となっている「宇宙」が、どういった過程を経て考えられてきてたどり着いたものなのかを知りたい方・天文学の歴史を知りたい方にはぜひ見ていただきたい作品です。
(私は予備知識はほとんどなかったのですが、話には問題なくついていけました。笑)

 また、登場人物一人一人の人生についても細かく描かれており、人生の意味や信念などいろいろな気づきを得られる作品なので、自分の人生に何かインスピレーションが欲しいという方にもオススメしたいですね。

まとめ

 「チ。」は、テーマとしては天文学・宗教に特化した珍しい作品ですが、視聴するハードルは低く、様々な知見を得られる深みのある作品です。

 現在も放送中ですので、今後の展開に期待が膨らんでおります!!

 この記事を読んで少しでも気になった方は、ぜひ視聴してみてください!

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